2020年9月9日にAndroid11へのアップデートが開始されました。私はPixel 4aを持っているのでAndroidのアップデートはいち早く実施することが出来ます。Pixelシリーズの特権です。
Android4ぐらいの時はメジャーアップデートにワクワクしました。メジャーアップデートは機能やUIが目覚ましい進化をしていましたから。
しかし、最近はそうでもないしデメリットを感じることが多いのでその理由をご紹介します。
目次(クリックでジャンプ)
Androidの軌跡とアップデートメリットは?
私が最初に購入したAndroid端末はauのIS03でした。10年前ですよ、懐かしい。
当時のAndroid端末は動作モッサリだし、バッテリーは全然持たないしと酷いもんでした。そこからAndroidの改良や端末のスペックアップを経て、今はほとんど不満ない状態になってきたと思います。
新しいアップデートが入る度に色んなサイト訪ねて情報収集した記憶が蘇ります。「すげー!こんな事が出来るようになったんだ!」そんな事を言ってはアップデートが配信される日を待っていました。
最近みなさんも思いませんか?Android端末とiPhoneで出来ることがそんなに変わらないことに。お互い切磋琢磨しているうちに似たような高みにたどり着いたと感じています。
そしてAndroidのアップデートもいつしか変わり映えのないものに変わっていきました。大規模変更のメジャーアップデートの他に小規模変更のマイナーアップデートがあったりお祭り騒ぎしていたAndroidですが、2018年のAndroid9からは遂にマイナーアップデートがないバージョンとなりました。
Googleはここで「開発は進めるけどある水準まで達した」と考えたのではないでしょうか?お菓子コードネームもAndroid9(Pie)で終わったのも何か区切りが付いたからじゃないかと思ってしまいます。
セキュリティアップデートは大切なのでそれを受けるためにはAndroidアップデートもしなければいけません。しかし、それ以外にあまりメリットを感じません。逆にデメリットさえ感じるほどです。
デメリット1つ目!
ではデメリットとは何かと言うと、ひとつは「アプリとの相性、適合性」です。
ご存知の方も多いかと思います。アップデートしたらアプリが動かなくことです。アップデート初期はまだ新しいAndroidバージョンに対応していないアプリが結構あります。ゲームアプリはその傾向が顕著かと思います。
Android11では下記のようなゲームアプリが動かない様です。
- レッドプライドオブエデン
- ポケモンGO
- モンスト
- マリオカート
- Fate/Grand Order
- 黒い砂漠モバイル
- どうぶつの森 ポケットキャンプ
昨日まで遊んでたゲームが突如動かなくなるのはショックですよね。必ず新しいバージョンの対応アップデートが入るので、そこまでは待つことをオススメします!
デメリット2つ目!
2つ目は何が起きるか分からないことです!
なんやねんそれ!
でも、そうなんですよ。何が起きるか分からないことがデメリットなんです。今回の記事はこれが言いたくて書いたと言っても過言ではありません!
私はPixel 4aなのですが、先日Android11にしたところスワイプの感度がおかしくなりました。スワイプしたはずがタッチを連打しているという判定になってスクロールしただけなのに意図しないリンクを開いてしまいます。
ネットブラウジングも文字入力もおぼつかないです。。。
不用意にアップデートするもんじゃありません。
まとめ
もはやAndroidはある水準まで使い勝手が良くなってアップデートが入ってもそれほど新しい機能が入る訳でもありません。最近はスマホはコモディティ化したと言われます。もう生活の一部と化して”熟れた”訳です。と言うことは進化幅も大きくないんですね。
それならばアプリや動作が不安定になるアップデートはすぐにやるものではないと思います。自分が必要なアプリが最新バージョンに対応したり、不具合改修が終わってからでも遅くはないと思いますよ。皆さんも気をつけてください。
あぁ、早くスワイプ感度直らないかなぁ。。。
同情頂ける方はコメントお願いします。
2020年9月18日追記
結局我慢できずダウングレードしました。
時間かかって大変でしたがホッと一安心。